北海道小樽市のグランドパーク小樽で11日から行われた第65期本因坊決定戦七番勝負(毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛)の第1局は12日午後8時22分、297手で羽根直樹本因坊(33)が挑戦者の山下敬吾天元(31)に黒番3目半勝ちした。残り時間は両者2分。第2局は26、27の両日、福岡県久留米市のふかほり邸で行われる。
羽根が持ち前の粘りで逆転勝ち。3連覇に向けて好発進した。
羽根は黒75と白の大石に厳しく迫った。山下はさばきながら白90と下辺の黒に踏み込む。戦いは白118までで一段落。黒121から寄せ勝負に入った。
その直後、白122が狙いを秘めていた。黒125に対し、白126から128がカウンターパンチ。羽根は黒129と反発したが、山下が黒125以下の石を大きく取り込んで優勢となった。
しかし、羽根は黒143と勝負手を放ち、死活が絡む乱戦に持ち込む。そして、大きなフリカワリで勝利をつかんだ。【金沢盛栄】
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